
顧客ニーズを先取りした
付加価値の高い提案ができる研究開発を。
研究開発部 係長
電子情報工学専攻
入社後は研究開発部にて、Bluetoothヘッドセットのアンテナ評価業務を経て各種無線通信機器の開発に従事。2013年から開発を担当した小型無接点充電モジュールは2016年に量産化を実現。現在は無接点高速通信と無接点充電に関する製品開発を担当。
Q.
ホシデンへの入社の決め手は?
子どもの頃、無線トランシーバーを手にしたことがきっかけで無線通信に興味を持ち、大学では高周波工学を専門とする研究室にいました。就職先を考える際、私は一つの完成された製品づくりに携わるより、幅広い分野であらゆる製品に組み込まれるものづくりに興味があり、多彩な分野に製品を供給する電子部品メーカのホシデンに注目しました。当時、当社がBluetooth無線機器の開発をスタートした時期でもあり、私もホシデンと一緒に無線技術を学び成長したいと思ったのが一番の決め手です。そして入社後は本当にBluetooth関連の業務に携わることができました。

Q.
現在の仕事内容は?
高周波信号を用いた各種デバイスの開発を担当しています。例えば、最近ではもうワイヤレス充電は身近な存在ですが、当社はそのさらなる小型化に挑戦。従来であれば機能を搭載できないような小型デバイスに対応する小型モジュールを開発し、製品の付加価値にしていただけるようお客様にご提案しています。また別の案件では、お客様から接点端子を持たずに高速データを伝送したいとご相談をいただき、新たな無線通信モジュールの開発にも取り組んでいます。お客様が実現したいことをサポートし、他社に真似のできない最適なソリューション提案を日々心掛けています。

Q.
仕事の中で挑戦していることは?
ホシデンは幅広い製品の専門技術に触れる機会が多いため、常に新しい知識の習得が求められます。自社未開発の製品を開発するような場合は社内に相談先もなく、難しい課題に直面することもあります。しかしそんな時こそ、「成長のチャンス」と信じて一歩を踏み出すチャレンジ精神が大切です。ホシデンは自身が先輩たちから教わった知識、開発しながら学んだ技術は業務を通じて部下や後輩たちに伝え、技術を継承していく社風です。社員一人一人のスキルアップが会社全体の開発力向上に貢献できる点でも挑戦しがいがあり、私も係長となって技術力を磨いた現在は後進の指導にも力を入れています。

Q.
将来、やりたいことは?
ホシデンは部品メーカーでありながらアセンブリメーカーでもあるため、多種多様な製品を扱い、あらゆる製品を開発できる技術力が集結しています。私はこれらの技術力を組み合わせることにより、他社にはできない製品を作り上げることがホシデンのミッションだと考えています。また、お客様の要望に対応するのはもちろん、お客様の潜在ニーズを先回りし、期待値を超える提案こそホシデンの存在意義となり、信頼関係も深まると思います。若い人材にはぜひ、高い技術力集団のなかで学びながら、今までにない新しい発想の研究開発で活躍して欲しいですね。
Q.
休日の過ごし方は?
仕事のオン・オフはメリハリをつけることを心掛けています。平日はどうしても仕事モードになってしまっているため、休日は子ども主体の時間と決めています。社会人になってしばらくは運動もせず自分に甘えた生活をしていましたが、子どもが生まれてからは自分の体にムチを打ちながら全力で遊び、子どもたちの動きに必死についていくことが適度な良い運動にもなっています。休日は心身ともにリフレッシュして、また月曜日から全力で仕事と向き合うための英気を養っています。
One Day Schedule
1日のスケジュール例
- 08:30
- 出社/作業を始める前にメール、ToDoリストをチェック。
- 09:00
- 社内ミーティング/開発全体の動きを確認。サポートが必要な業務があれば共有。
- 10:00
- 検図・レビュー/試作品の図面の検図、レビュー会議に参加。
- 12:20
- 昼休み/ランチは社内食堂で。
- 13:00
- 設計・試作/新規企画に対する設計検討、試作を実施。
- 15:00
- 資料作成/データ整理や開発進捗を管理。
- 17:00
- 帰宅
WORK
その他の先輩社員インタビューを見る